新型コロナワクチン2回目

初回接種から接種前日までの流れ

初回の接種から1ヶ月間、五輪ムードでの緩みやデルタ株など様々な脅威が迫る中、とにかくこの期間に感染してしまうのが一番もったいないので、再度気を引き締めて慎重に過ごしていた。
周囲の評判を聞くと、二回目の接種は初回より強く副反応が出る、特にモデルナは酷いようで、かなり辛い思いをした人が多かったようだった。
自分のことを振り返ると、初回接種当日夜に発熱(37.0~37.5程度で、厳密に言えば微熱に近い)するというなかなかレアなパターンを引いてしまったので、今回は覚悟と準備を持って受けようと思っていた。

水分

動けなくなるのと発汗のダブルパンチで脱水することを懸念し、以下のものを用意した

  • ポカリスエット(粉末・6L分)とその分の水
  • 経口補水液2種(OS-1を6本と、アクエリアスの経口補水液)

カロリー

まともな食事が取れるかどうか不安だったので、様々な程度を想定し多くの選択肢を用意した

  • COMP
  • 冷凍食品
  • 作り置きの惣菜
  • どうしても動けないときのお菓子

冷却

熱および熱感の対策として、以下のものを用意した

  • 首に巻くタイプの保冷剤
  • 冷却シート

接種当日

移動

今回の接種日はお盆の 連休中で、多数の人と接触するのが嫌だったのだが、幸運なことに雨が降り、人流とウィルスの拡散性ともに再び優位が取れたので大変良かった。

会場

会場も全壊と同様だったが、非接触式の体温計がスマホっぽい小型機になっていたり、二回目接種完了のための手続きブースが増設されたりなど、細かいアップデートが行われていた。現場の運用を改善しながら回しているスタッフには頭が上がらない。
問診時に初回接種時の状況や服薬がどうだったかを尋ねられ、特に隠さず話したが、二回目接種時も同じように服薬判断してよいとのことだった。
肝要なのは「辛くなったら我慢しないで解熱鎮痛剤を服用する」「しかし予防的に飲むのはNG」だそうだ。

接種後自宅

帰り道の薬局で水分や食料を買い足したのだが、退店時に開いたジャンプ傘の衝撃が左腕に響いて「これはまずい」と思った。
帰宅して軽くシャワー浴びる頃には腕が痛みだして、数時間後から断続的に微熱が出る。
夜になると倦怠感や発汗も出始めた。深夜寝付けなかったため気合で起き上がってシャワーを浴びたりしていた。

接種翌日

発熱はやはり微熱程度だったが、辛さに耐えかねて解熱鎮痛剤を飲んでも下がりはしなかった。上がらなかったのがせめてもの救いだったか…。
とにかく身体がだるかったので、空腹になったら手元のお菓子を食べて、ちょっと元気が出て食欲が上がってきたらまともな食事を用意する、という状況が続いた。
鎮痛剤が入っている状況でも腕が痛く、寝返りをうったり起き上がる動作をなるべく避けたい気持ちだった。

接種翌々日以降

食事も睡眠も不定期だったので、特に日付の上での境目はないが、接種から大体45時間ほど経過してきたあたりで発熱と倦怠感が収まってきた。
食事が取れていて体力的には問題がなかったので、身体の中の熱を全部リセットするつもりで温度低めの湯船に1時間くらい浸かったら、そこからはたちまち良くなった。
そこからは睡眠も正常化し、接種3日後には腕の腫れも無事引いた。執筆時点で一週間以上経過しているが、特にモデルナアームのような事後症状は出ていない。

振り返りと今後

発熱が酷いと、他の様々なデバフを呼び込んでしまって泥沼化してしまうので、それがなかったのが幸運だった。
特に自分は平熱が低い方の人間なので、一般的に微熱とされている範囲でもそこそこ苦しいのだが、今回はそれ以上に上がることがなくてよかったと思う。
現在(特にモデルナ)ワクチンについて分かっていることは、二回接種してしまえば半年は充分な抗体価が維持される、ということだが、一方で伝染に関するワクチンの寄与はどうなのかとか、その後はどうなのか、また三回目のブースター接種はやるのかやらないのかなど、まだまだ考えることは多いのではないかと思う。
しばらくは今の生活を維持しなければならないだろう。